【最新版】カトリック大学医学部ローマ校の募集要項まとめ<2026年度入試対応>

本記事で解決できるお悩み
- カトリック大学医学部ローマ校の募集要項を知りたい
- 出願要件、出願締切、試験日をまとめて確認したい
- 医学部入試の試験形式、試験科目と配点を知りたい
本記事の信頼性

本ブログでは、IMATに2位合格・難関イタリア私立医学部3校に上位合格したmirunote個別指導塾長だからこそ語れるイタリア医学部の入試対策・入試攻略法について発信しています。家庭教師歴6年以上、30名以上の医学部合格をサポートしてきました。執筆者のプロフィールはこちら。
カトリック大学医学部ローマ校は、イタリアの名門私立大学であるUniversità Cattolica del Sacro Cuoreがローマで提供する医学部の英語プログラムです。他のイタリア医学部と同様に6年間のプログラムであり、世界的に知られるGemelli Hospitalを教育と臨床実習の拠点としており、早期から病院現場に触れながら学べる点が大きな特長です。
基礎医学に加えて、倫理学、医療法、医師患者間コミュニケーションなども重視されており、知識と人間性の両面を備えた医師の育成を目指しています。さらに、国際基準を意識したカリキュラムにより、将来的に海外での医師キャリアを視野に入れる学生からも注目を集めています。
そのため、医学部入試の難易度も高く、受験倍率は5倍を超えることも珍しくありません。
カトリック大学医学部ローマ校の医学部を本気で目指すなら、募集要項を読んで、出願要件、出願締切、試験日、試験科目を最初にまとめて把握することが重要です。
本記事では、募集要項のポイントを整理し、わかりやすく解説します。カトリック大学医学部ローマ校を目指す方は最後まで一読した上で、再度大学の公式HPより募集要項を確認し、確かな情報をもとに受験するようにしてください。
それでは本題に入ります。
カトリック大学医学部ローマ校とは?
カトリック大学医学部ローマ校は、イタリアの名門私立大学であるUniversità Cattolica del Sacro Cuoreがローマで提供する医学部プログラムであり、世界的に高い評価を受けるGemelli Hospital(US News Best Global Universities by Subject 2025/26では、放射線科・核医学・医用画像分野で世界54位、消化器病学・肝臓学分野で世界67位、外科学分野で世界70位)を教育・臨床の中心に据えている点が大きな特徴です。
早い段階から病院現場に触れられる環境が整っており、臨床能力と国際性の両方を重視した教育を受けたい学生に適した医学部と言えます。
さまざまな世界大学ランキングでも医学・臨床分野で高い評価(Shanghai Global Ranking of Academic Subjects 2025ではClinical Medicine分野で世界トップ150など)を受けており、大学の知名度や附属病院の実績を重視する人にとっても安心感のある進学先です
また、カトリック大学医学部ローマ校のカリキュラムは国際基準を意識して設計されており、USMLE Step 1・Step 2のような試験を見据えた学習にもつながりやすいため、卒業後にアメリカ、イギリスなどでのキャリア形成を視野に入れている学生にとって、有力な選択肢の1つといえます。
さらに、教育内容は単なる医学知識や臨床技術にとどまらず、倫理学、医療人類学、医事法、医師患者間コミュニケーションといった分野も重視されており、人間中心の医療を実践できる医師の育成を目指しているため、患者に寄り添う姿勢や、社会の中で医師が果たすべき役割まで含めて学べる点は、この医学部の大きな強みと言えます。
募集要項の確認が重要である理由
前提条件ではありますが、募集要項をまとめる前に募集要項の確認が重要と言われる理由は、私立医学部は大学ごとに出願手続きや試験方法が異なるからです。
イタリア医学部は国立医学部と私立医学部がありますが、国立医学部はすべて共通の試験であるIMAT(International Medical Admissions Test)を受験するため、大学ごとの募集要項の違いは、募集人数や出願手続き方法が多少異なるくらいです。
しかし、イタリア私立医学部ではそれぞれが独自の入試を課しており、試験日や試験科目も大学により異なるため、募集要項を大学別に確認する必要があります。
本記事ではカトリック大学医学部ローマ校の入試募集要項をまとめていますので、募集要項を探す気になれない・読むのが面倒くさいという場合は、本記事の内容を確認し、募集要項の該当箇所のみ確認することをオススメします。
募集要項を読む際に確認すべきこと
結論から言うと、カトリック大学医学部ローマ校の募集要項で最初に確認すべきなのは、次の4点です。
・出願できる学歴要件を満たしているか
・出願締切までに書類準備が間に合うか
・試験科目と試験形式を理解しているか
・自分の受験区分と出願戦略が整理できているか
募集要項にはさまざまなことが書かれていますが、まずは入試に合格することが目標となりますので、出願を正しくできるか、出願資格や受験枠は何か、試験形式・試験科目は何かを把握することが重要です。
下記記事もあわせてご覧ください。
カトリック大学医学部ローマ校の入試スケジュール一覧<2026年度>
| EU枠 | Non-EU枠 | |
|---|---|---|
| 出願期間 | 2025年10月15日〜2025年2月18日 | 2025年10月15日〜2025年2月18日 |
| 試験日 | 2026年3月25日 | 2026年3月25日 |
| 結果確認 | 2026年4月14日〜 | 2026年4月14日〜 |
| 合格発表 | 2026年4月21日〜 | 2026年4月28日〜 |
| 事前入学手続(Pre-enrolment) | 2026年5月6日〜 | 2026年5月6日〜 |
| 入学手続(enrolment) | 2026年7月1日〜2026年9月4日 | 2026年7月1日〜2026年9月4日 |
試験はすべてオンラインで実施されます。そのため、自宅にいて入試を受験することが可能です。
出願もオンラインでおこなえるため、進学するまでイタリアに渡航する必要はありません。
カトリック大学医学部ローマ校の入試では、EU枠とNon-EU枠の2つの受験枠がありますが、受験枠によって合格発表日が異なります。
受験枠は国籍などの要件により自動的に決定され、該当する受験枠でのみ出願できます。2つの受験枠を併願することはできませんので、ご注意ください。
受験枠を間違えると合格や入学はできません。必ず出願前にどちらの枠に該当するかを確認してください。
カトリック大学医学部の受験枠の違いと該当する受験枠の判別方法は、下記記事で解説しています。
カトリック大学医学部ローマ校の募集定員
2026/2027年度入試のカトリック大学医学部ローマ校の募集定員は次のとおりです。受験枠はNon-EU枠とEU枠があります。
EU枠の募集人数:40名
Non-EU枠の募集人数:70名
受験枠によって試験科目・問題数に違いはありませんが、募集定員が異なる点にご注意ください。
EU加盟国いずれかの国籍を保持している
日本国籍しかなく、イタリアやEUの滞在許可証を保持していない
受験枠の詳細は、下記記事で解説しています。
カトリック大学医学部ローマ校の試験概要
カトリック大学医学部ローマ校の試験概要は次のとおりです。
試験は筆記試験(5択の選択肢から正しい選択肢を1つ選ぶ形式)でおこなわれ、全科目を65分で解く形となります。試験はオンラインで実施されるため、日本にいながら受験できます。
【試験概要】
試験時間:65分(オンラインで実施)
| 試験科目 | 問題数 | 配点 |
|---|---|---|
| Logical Reasoning | 20問 | 20点 |
| Biology | 18問 | 18点 |
| Chemistry | 12問 | 12点 |
| Physics and Mathematics | 8問 | 8点 |
| Ethics and religious culture | 5問 | 5点 |
| General knowledge | 2問 | 2点 |
| 65問 | 65点 |
配点はすべて共通であり、正答を選んだ場合:+1点、誤答を選んだ場合:-0.25点、未解答の場合:0点となります。これらの合計点により合否が決まります。
最終順位で同点となった場合は両者が合格になるのではなく、大学が決めた手順に従って各科目ごとに点数を比較し、同点の受験者を順位付けします(1→3の手順に従う)。
- Logical Reasoningの点数を比較し、点数が高い方が合格
- 万一、総合得点とLogical Reasoningの点数が同点の場合は、Biologyの点数をそれでも同点の場合はChemistryで比較し、それでも同点の場合は Physics and Mathematics, General knowledge, Ethics and religious cultureの順に各科目の得点を用いて比較し、同点の受験者を順位付けする
- それでもなお同点の場合(すなわち合計得点も各科目ごとの点数もすべて同じ場合)は、年齢が若い受験者が合格となる
65点満点中20点を取れていない場合は無条件で不合格になる点に注意が必要です。
カトリック大学医学部ローマ校の試験概要(科目ごとの出題範囲など)は下記記事をご参照ください。
カトリック大学医学部ローマ校の出願要件
カトリック大学医学部ローマ校の出願要件は次の2つです。
- プログラムへの登録時点で17歳以上であること
- 高校課程の最終学年に在籍していること、または、すでに高校の卒業資格を取得していること
加えてイタリア国外の高校卒業資格は、合計12年以上の就学期間を経て取得されたものであり、かつ イタリアの大学学位プログラムへの入学資格を満たすものでなければなりません。
具体的に言えば、日本の中学と高校を卒業している(小学校と合わせて12年間の教育を受けている)などの条件を満たす必要があります。
また、出願時は必須ではありませんが、合格後の大学指定の期限までに、英語の資格試験証明書(TOEFL iBT 80点以上やIELTS Academic 6.0以上など)を提出しなければなりません。
ローマ校の出願要件・必要な英語資格の詳細は下記記事で解説しています。
カトリック大学医学部ローマ校の出願方法
カトリック大学医学部ローマ校の出願は大学公式HPからオンラインでおこないます。高校の卒業証明書・成績証明書などの提出が必要となりますので、書類を早めに揃えて出願しましょう。
流れとしては大学の公式サイトにアクセスし、「Degree Programmes → Undergraduate Programmes → Medicine and Surgery(Rome Campus)」の順に選択します。
その後、必要書類(高校の卒業証明書・成績証明書・パスポートなど)をアップロードし、指示に従って必要事項(氏名・生年月日・国籍など)を記入します。オンライン上での記入・アップロードが終わったら、提出ボタン(Apply Now)を押し、受験料の支払いに進んでください。
受験料は210ユーロとなっています。日本のクレジットカード等で支払えます。
カトリック大学医学部ボルツァーノ校との併願を考えている場合は、ローマ校の出願時に両方のコースの出願をすることができますので、希望する場合は同時に申請してください。
カトリック大学医学部ローマ校の詳細な出願方法は下記記事で解説しています。
医学部入試対策はどうすべきか
カトリック大学医学部ローマ校の正規合格を狙う場合はまず間違いなく、入試対策が必要です。
IMAT対策や他の私立医学部入試対策では補きれない科目(宗教・一般常識など)もありますし、他の大学の入試よりも制限時間が厳しい(65問65分)であるため、カトリック大学医学部に特化した入試対策が必要です。また、最近の受験者の動向を見ていると、得点率で80%(51点)は欲しいところです。
カトリック大学医学部ローマ校では、出願後に利用できる大学公式の問題シミュレーター(約3,000問の過去問・練習問題が収録)が用意されていますが、解説がついていない、問題の難易度が実際の試験より低い、同じ問題がたびたび出題されるなどの問題点もあります。
幸いにも、カトリック大学医学部ローマ校の入試は出題傾向が比較的明確であるため、解法パターンや典型問題でよく問われる知識を学ぶことで十分に合格を狙えます。カトリック大学医学部上位合格者・IMAT2位合格者の家庭教師・入試対策講座を利用して、点数の底上げをしてみませんか。
無料で利用できる大学公式シミュレーターを上手に活用する方法は下記記事で解説しています。
カトリック大学医学部ローマ校のよくある質問
カトリック大学医学部ローマ校の受験生や保護者の方からよくいただく質問をまとめました。
- カトリック大学医学部ローマ校の出願締切はいつですか
-
2026年2月18日が出願締切です。出願を完了するためには、必要書類の提出と受験料の支払いが必要となりますので、余裕をもって受験されることを強く推奨します。
- 入試はオンラインで実施されますか
-
はい、オンライン受験(自宅受験)となります。必要ツールをダウンロードし、受験します。
また、出願もオンラインで完結できます。
- 高校を卒業する前でも受験できますか
-
はい、最終学年在籍者であれば、後日の資格確認を条件に受験可能です。ただし、最終的には大学が求める入学資格を所定期限までに満たす必要があります。
- 何を重点的に対策すべきですか
-
出題数の多い論理、生物、化学を中心に考えるのが基本ですが、倫理・宗教、数学、物理、一般常識も出題されるため、主要科目だけに偏りすぎずに全科目を満遍なく対策することが不可欠です。
具体的な勉強方法は下記記事で解説しています。
まとめ:
今回は、カトリック大学医学部ローマ校の最新の募集要項をまとめました。カトリック大学医学部ローマ校は、毎年非常に人気の出願先であり、受験倍率は5〜10倍近くになることもあります。
【カトリック大学医学部ローマ校の試験概要】
| 試験科目 | 問題数 | 配点 |
|---|---|---|
| Logical Reasoning | 20問 | 20点 |
| Biology | 18問 | 18点 |
| Chemistry | 12問 | 12点 |
| Physics and Mathematics | 8問 | 8点 |
| Ethics and religious culture | 5問 | 5点 |
| General knowledge | 2問 | 2点 |
| 65問 | 65点 |
※ 配点は全問題共通。正答を選んだ場合:+1点、誤答を選んだ場合:-0.25点、未解答の場合:0点。
試験科目も非常に多く、他の大学では出題されない宗教の問題なども出題されるため、制限時間も65問65分と非常に短いため正規合格を狙うのであれば、事前に入試対策を徹底的におこなわなければなりません。事前に受験戦略を練った上で受験勉強を始めましょう。
カトリック大学医学部ローマ校の出願方法や医学部入試対策に悩んだら、まずはmirunoteにご相談ください。mirunoteではイタリア医学部留学サポート、カトリック大学医学部入試対策講座、私立医学部出願サポートなど、イタリア医学部の受験サポート・留学サポートを行っています。説明会・体験授業にてご相談も受け付けております。
また、イタリア医学部入試対策については、カトリック大学医学部ローマ校に上位合格した医学生を筆頭にオンラインで家庭教師をおこなっています。これまでIMAT・イタリア私立医学部に合格した生徒様は30名以上。まずは、mirunote個別指導の体験授業をお申し込みください。
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最後に大学の募集要項は必ずご自身で確認すべきです。カトリック大学医学部の募集要項ページを必ずご確認ください。
今回は以上です。
