【イタリア医学部留学】Pre-enrolmentの手順をステップごとに解説。注意点もあわせて紹介。

Ciao!イタリア国立医学部生のNobuです。
「Pre-enrolment ってなに…」
「Pre-enrolmentの手続き方法はどうやるの…」
「イタリア医学部の出願・入学に必要な手続きが分からない…」
上記のお悩みを解決するため、現役のイタリア国立医学生がPre-enrolememtの手続き方法をまとめました。
イタリア医学部は国立か私立かに関わらず、学生ビザを取得する際に Pre-enrolment の手続きが必要となります。
イタリア医学部に特化した最新の Pre-enrolment の手続き方法を紹介している記事は少ないので、本記事を参考に取得してみてください。
本記事を読むメリット
- Pre-enrolment の詳細が分かる
- Pre-enrolment の手続き方法をステップごとに分かりやすく解説
- Pre-enrolment の必要書類を事前に把握できる
- Pre-enrolment の手続き時の注意点がわかる
本記事では、イタリア国立医学部入試(IMAT)の出願に必要な Universitaly のアカウント作成方法もあわせて紹介しています。
IMATを受験される方に必要なPre-enrolmentの手続き方法をまとめていますので、最後まで目を通してください。
イタリア国立医学部の留学方法は、下記記事で詳しく解説しています。https://note.com/embed/notes/ned37a6d7d933
それでは早速、本題に入ります。
※ 本記事の内容は2024年6月現在のものです。最新の情報は必ず、ご自身でご確認ください。
Pre-enrolmentとは?

Non-EUの学生が学生ビザを取得するために必要となる手続きで、Universitalyというシステムを使用しておこないます。
Universitalyはイタリア国立医学部入試(IMAT)の出願にも使用するため、まずUniversitalyのアカウントを作成し、Pre-enrolmentの手続きをはじめます。
Pre-enrolmentの締切は各大学、各コースによって異なるため、志望校のHPを必ず確認してください。
Pre-enrolment する際の注意点

Pre-enrolmentの手続き上、登録できる大学は1年に1校となっており、IMATへ出願する場合は、Pre-enrolmentに登録する大学が、国立医学部の第1志望校でなければなりません。
例えば、イタリア私立医学部との併願を考えている場合であっても、国立医学部を受験する場合は、必ず国立医学部の第1志望校を記入してください。
注意点として、Pre-enrollmentの際に、私立医学部や第1志望校以外の大学を登録すると、IMATを受験できない場合があります。
また、第1志望校を変更する場合はかなり面倒な手続きになるので、熟考してから手続きを行いましょう。
志望校の選び方は下記記事で詳しく解説しています。
Pre-enrolmentに必要な書類

Pre-enrolmentの手続きに必要な書類は下記の3つです。
【Pre-enrolmentに必要な書類】
1. パスポートの写真(JPEG/PNG) or PDF
2. 等価証明書(DOV)の写真(JPEG/PNG) or PDF
3. 英語の資格証明書の写真(JPEG/PNG) or PDF
等価証明書がないと、基本的にはPre-enrolment の手続きはできません(大学によってはできる場合もあります)。まずは、等価証明書(DOV)を取得しましょう。
等価証明書の取得方法は下記記事で解説しています。https://note.com/embed/notes/n4fd7c6efb07c
英語の資格証明書は任意ですが、大学によっては提出が必須のところもありますので、募集要項等で事前に確認してください。
Pre-enrolmentの手続き方法

ここからはいよいよ、Pre-enrolmentの手続き方法をステップごとに詳しく解説していきます。Pre-enrolmentを行うことのできる期間は大学によって異なるので、事前に確認してください。
流れとしては、まずUniversitalyのアカウントを作成し、その後、Pre-enrolmentの手続きをします。
具体的な手順は下記のとおりです。
Pre-enrolmentの手続き方法
- Universitalyのサイトにアクセスする
- Universitalyのアカウントを作成する
- Pre-enrolmentの手続きを始める
- Pre-enrolement: STEP A
- Pre-enrolement: STEP B
- 手続きが完了したことを確認
必要書類を用意さえできていれば、10分ほどで手続きを終えられますので、一気にすべてのステップを進めてしまうのがオススメです。
1. Universitalyにアクセスする
アカウント作成のため、Universitaly にアクセスします。
Hi! I am Sonia, How can i assist you? www.universitaly.it
2. アカウントを作成する

Universitalyのアカウントを作成するため、右上のアカウントマークをクリックします。

サインインの画面の左下の「New user? Register」をクリックし、アカウントを作成します。

指示に従って記入していきます。指示にも書かれているようにパスポートの情報と一致している必要がありますので、慎重に記入してください。
City of Birth について
本籍地ではなく、出生地の市町村名を入力してください。
詳しくは
Italian Tax Codeについて
これはイタリアでCodice Fiscaleと言って、簡潔に言えば日本のマイナンバーのようなものです。納税する予定がない場合でも、Codice Fiscaleを取得しなければなりません。
ただ記載するだけなら、Codice Fiscaleを取得せずとも、自分の番号を調べられます(Codice Fiscaleは氏名や生年月日などの情報で決められるため、番号はずっと変わりません)。
まずは、下記サイトにアクセスし、基本情報を入力します。イタリア語で表示されていますが、入力内容は簡単なので、安心してください。
Calcolo Codice Fiscale Calcola il Codice Fiscale. Genera nuovi codici o estrai i dat www.codicefiscale.com
記入事項は次のとおりです。
・COGNOME: 姓
・NOME: 名
・LUOGO DI NASCITA: 出生地(日本の場合:GIAPPONEを記入)
・DATA DI NASCITA: 生年月日(DD/MM/YYYYの順で記入)
・SESSO: Maschile(男性)or Femminile(女性)のいずれか

具体例として、山田花子さん(2004年7月31日生まれ、女性、日本出身)の場合は上記のとおりです。
入力し終えたら、緑色のボタン(Calcola)を押すと、次のように Codice Fiscaleの番号(1番上の青く塗られた部分の16桁の英数字)が判明します。

この番号を Italian Tax number に入力します。

メールアドレスを入力する際は、赤字で記載されているように注意が必要です。GmailやYahooメールなどのメールを使用する場合は、特に問題はないので、無難にGmailを作成するのがオススメです。
Gmail(Googleアカウント)の作成方法は、Googleの公式ヘルプで確認できます。

残りの必須事項も記入していきます。必須事項の記入をすべて終え、登録ボタンを押すと、登録したメールアドレスにUniversitalyから確認メールが送られてきます。
これをクリックすると、パスワードを登録できますので、これで登録完了です。
3. Pre-enrolmentの手続きを始める

ここからいよいよPre-enrolmentの登録をしていきます。Reserved Area(Personal Data) の Extra-EU citizenの項目にあるPre-enrolement Application をクリックします。

この画面に飛んだら、青色のボタン(Go to the Question)をクリックし、手続きを始めます。
4. Pre-enrolment: STEP A


Step A では、個人情報を入力していきます。入力内容を間違えると、イタリア留学に支障をきたす場合もありますので、慎重に記入してください。
Academic Yearは、2024/2025 を選択してください。
電話番号は、日本の場合 +81を選び、0を抜いて記入します。電話番号が 090-1234-5678 の場合は、(+81)90-1234-5678 となります。
入力内容に誤りがなければ、Step B に進みます。
5. Pre-enrolment: STEP B

Step B では、パスポート情報の入力とアップロード、入学予定の大学(第1志望の大学)を選択します。
Passport Photo Page は、パスポートサイズの証明写真(10MB以内)、Passport Image はパスポートの写真が載っているページの写真(10MB)をPDF、JPEG、PNGとしてアップロードしていきます。
ビザを申請する場所は東京と大阪がありますが、住民票に記載している現住所の場所によって、管轄する大使館・領事館が在日イタリア大使館(東京)なのか、在大阪イタリア総領事館(大阪)かが変わります。
それぞれの地域は次のようになります。
- 在日イタリア大使館(東京):北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、山梨県、長野県、新潟県
- 在大阪イタリア総領事館(大阪):富山県、石川県、福井県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、兵庫県、和歌山県、鳥取県、岡山県、広島県、島根県、山口県、香川県、徳島県、高知県、愛媛県、福岡県、佐賀県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
ただし、大使館の管轄の県に所在する大学にフルタイムで正規に在籍している学生の場合は、大使館で学生ビザを申請できます。詳しくは大使館または領事館に問い合わせてください。
これは自分では選べないので、現住所がある(住民票に登録されている)都道府県の管轄の大使館・領事館を選びましょう。
Information on the course of study に入学予定の(またはIMATを受験する場合は第1志望校)を選択します。
Course Type は、”Single-cycle master’s degree”を選び、Couse Nameは “Medicine and Surgery”と記入します。
入力した大学の情報が正しいかを確認します。後から変更するのはかなり大変なので、必ず確認してください。
入力内容に誤りがなければ、Step C に進みます。
6. Pre-enrolment: STEP C

ここでは、等価証明書(Declaration of Value)と英語の資格証明書(任意)をPDF/JPEG/PNG形式でアップロードできます。
アップロードできる書類は1つなため、等価証明書と英語の資格証明書を結合して1つのPDF(10MB以内)にしてアップロードする必要があります。
Title name は何でも良いのですが、分かりやすい名称をつけるのがオススメです。この例では、「DOV and IELTS」としています。
アップロードした書類に誤りがなければ、「SUMMARY」のボタンを押し、次に進みます。
6. 手続きが完了したことを確認
最初の画面に戻り、“Sent to University…”という文言があれば、Pre-enrolmentの手続き完了です。
手続き、お疲れ様でした。
この後、2通のメールがUniversitalyから届きます。夏頃にメールが来るので、気長に待ちましょう。
1件目のメールは、件名が「Universitaly, pre-enrolment application confirmation」という、大学にPre-enrolment application を無事に提出したことを知らせるメールです。
2件目のメールは、件名が「Universitaly, domanda di preiscrizione (id domanda [123456]), inoltro a Ambasciata-Consolato/Universitaly, pre-enrolment application, forwarding to Embassy-Consulate」という、大使館にPre-enrolmentの書類が送られて、学生ビザを取得できるようになったことを知らせするメールです。
この連絡が来ると、学生ビザの申請ができます。学生ビザの申請方法は別記事で詳しく紹介します。
まとめ:Pre-enrolment は難しくない

Pre-enrolmentの手続き自体は10分程度で終わらせることができます。Pre-enrolment は学生ビザを申請するうえで必須の手続きで、非常に重要なものなので、間違えのないよう慎重に手続きしてください。
Pre-enrolmentの手続きには、まず等価証明証明書(DOV)の取得が必要なため、まだ取得していない場合は真っ先に取得しましょう。
等価証明書の取得方法は下記記事で解説しています。
また、イタリア国立医学部の入試情報や留学までの流れは下記記事で詳しく解説しています。
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