基礎問題集 - 化学(CHEMISTRY)vol.1
問題数は全部で100問あり、そのうち20問がランダムに出題されます。
正解の選択肢は1つのみです。問題の解答・解説は最後に表示されます。
制限時間はありません。問題は毎回ランダムで出題される点にご注意ください。
1 / 20
A reaction is defined as endothermic when it:
吸熱反応(endothermic reaction)は、周囲から熱(heat)を吸収して進行する反応であり、エンタルピー変化ΔH > 0である。したがって「熱の吸収を伴う反応」という説明が正しく、選択肢"Occurs with absorption of heat"が正しい。
熱を放出する反応は発熱反応(exothermic reaction)であり、選択肢"Occurs with evolution of heat"はその説明である。
→ 入試対策講座第10章を参照のこと
2 / 20
Indicate in which substance the bond is mainly due to electrostatic forces:
NaCl(塩化ナトリウム, sodium chloride)は \(Na^+\) と \(Cl^-\) から構成され、その結合はクーロン力(Coulombic force)による静電的相互作用(electrostatic interaction)であるイオン結合(ionic bond)に基づく。一方、金属Naは金属結合、HClは極性共有結合、ダイヤモンドは共有結合ネットワークである。したがって「主に静電力による結合」を持つのは選択肢"Sodium chloride"である。
→ 入試対策講座第5章を参照のこと
3 / 20
An oxide is a compound:
酸化物(oxide)は、一般に「元素(element)と酸素(oxygen)の二元化合物(binary compound)」である。したがって「元素と酸素からなる化合物」とする選択肢"Between an element and oxygen"が定義として正しい。
→ 入試対策講座第13章を参照のこと
4 / 20
The ionic bond:
イオン結合(ionic bond)はイオン(ions)間の静電的引力(electrostatic attraction)であり、多くはイオン結晶(ionic crystal)をつくる。
・必ず分子(molecule)をつくるわけではない。
・必ず電気伝導性を示すのは溶融状態や水溶液であり、固体では導電性が低い。
・「正電荷の交換」といった表現も不適切である。
したがって提示された説明のいずれも十分に正しくないため、選択肢"None of the other answers is correct"が妥当である。
5 / 20
The ideal gas equation of state is:
理想気体の状態方程式(ideal gas equation of state)は PV = nRT で表される。ここでPは圧力(pressure)、Vは体積(volume)、nはモル数(amount of substance)、Rは気体定数(gas constant)、Tは絶対温度(absolute temperature)である。したがって正しいのは選択肢"PV = nRT"である。
→ 入試対策講座第11章を参照のこと
6 / 20
The Earth’s global warming resulting from the greenhouse effect occurs because:
温室効果(greenhouse effect)による地球温暖化(global warming)は、CO2やCH4 などの温室効果ガス(greenhouse gases)が地表から放射される赤外線(infrared radiation)を吸収し、その一部を再放射することで大気中に熱が蓄積される現象である。したがって「温室効果ガスが熱線(赤外線)を閉じ込める」とする選択肢"Carbon dioxide and other greenhouse gases trap heat rays (infrared radiation)"が正しい。
7 / 20
pH of a solution is defined as:
pHは \(pH = −log_{10}[H_3O^+]\) と定義される。これは「ヒドロニウムイオン(hydronium ion, H₃O⁺)のモル濃度の10を底とする負の対数」である。したがって定義として正しいのは選択肢"The negative base-10 logarithm of the molar concentration of \(H_3O^+\) ions"である。
→ 入試対策講座第8章を参照のこと
8 / 20
A compound containing a carbon atom with \(sp^2\) hybridisation has a:
\(sp^2\) 混成(\(sp^2\) hybridisation)した炭素は、3つのsp²混成軌道が120°ずつ開いた平面三角形(trigonal planar)配置をとる。そのためsp²混成炭素を含む部分構造は基本的に平面構造(planar structure)である。したがって正しいのは選択肢"Planar structure"である。
→ 入試対策講座第6章・第14章を参照のこと
9 / 20
The bond formed between an alkali metal and a halogen is:
アルカリ金属(alkali metal, 例: Na)とハロゲン(halogen, 例: Cl)の間には、電子が金属から非金属へほぼ完全に移動し、陽イオン(cation)と陰イオン(anion)からなるイオン結合(ionic bond)が形成される。したがって正しいのは選択肢"Ionic"である。
10 / 20
Name the following compound: \(Hg_2Cl_2\)
\(Hg_2Cl_2\) は古い命名では「塩化水銀(I)(mercurous chloride)」と呼ばれ、copper(I)/copper(II)に対応させると"mercury(I) chloride"であるが、選択肢の中では水銀と塩素の化合物を指すものが"Mercury dichloride"のみである。厳密には \(HgCl_2\) がmercury(II) chlorideなので紛らわしいが、他の選択肢は全く無関係な物質なので、試験上は選択肢"Mercury dichloride"が正解とされる。
11 / 20
Isotopes of an element:
同位体(isotopes)は、同じ元素で中性子数が異なる原子であり、その中には放射性崩壊(radioactive decay)するものもあれば、安定同位体(stable isotopes)もある。したがって「放射性崩壊をする場合がある」とする選択肢"May undergo radioactive decay"が正しい。
→ 入試対策講座第3章を参照のこと
12 / 20
Indicate the oxidation number of chlorine in \(HClO_4\):
\(HClO_4\)でHを+1、Oを−2とすると、Clの酸化数xは
(+1) + x + 4(−2) = 0
1 + x − 8 = 0 → x = +7 となる。したがって塩素の酸化数は+7であり、正しいのは選択肢"7"である。
→ 入試対策講座第9章を参照のこと
13 / 20
An oxidation reaction is always characterised by:
酸化反応(oxidation reaction)は、電子(electrons)の喪失を伴う反応であり、酸化数が増加する。したがって「電子を失うこと」が必ず起こる特徴であり、正しいのは選択肢"A loss of electrons"である。電子を得るのは還元(reduction)である。
14 / 20
In a redox reaction the reducing agent:
還元剤(reducing agent)は、「電子(electrons)を与えて相手を還元し、自分は酸化される」物質である。よって「酸化剤に電子を与える」と述べる選択肢"Donates electrons to the oxidising agent"が正しい。
15 / 20
A salt is a compound:
塩(salt)は一般に酸(acid)と塩基(base)の中和反応により生成するイオン性化合物(ionic compound)である。したがって「酸と塩基の反応によっても得られる」とする選択肢"Also obtained by reaction between an acid and a base"が最も正確である。
水溶液が必ず中性になるわけではなく、酸性塩・塩基性塩も存在する。
16 / 20
What is the transition from the solid state to the gaseous state called?
固体(solid)が液体状態を経ずに直接気体(gas)になる変化を昇華(sublimation)という。代表例はドライアイスの昇華である。したがって正しいのは選択肢"Sublimation"である。
選択肢"Deposition"は気体→固体、"Evaporation"は液体→気体、"Fusion"は固体→液体を指す。
17 / 20
1 L of pure water contains:
25 ℃の純水では \([OH^-] = 10^{-7} mol/L\) なので、1 L中の水酸化物イオン(hydroxide ions, OH⁻)のモル数は\(10^{-7}\) molである。
したがって正しい選択肢は存在せず、選択肢"None of the other answers is correct"が妥当である。
18 / 20
The oxidation number of oxygen in the \(H_2O_2\) molecule is:
過酸化水素(hydrogen peroxide, \(H_2O_2\))では、水素Hの酸化数(oxidation number)を+1とすると、酸素Oの酸化数xは
2(+1) + 2x = 0 → 2 + 2x = 0 → x = −1
となる。したがってH₂O₂中の酸素の酸化数は−1であり、正しいのは選択肢"−1"である。
19 / 20
A solution containing equimolar amounts of nitric acid and sodium hydroxide is:
硝酸(nitric acid, HNO₃)は強酸(strong acid)、水酸化ナトリウム(sodium hydroxide, NaOH)は強塩基(strong base)である。これらを等モル量(equimolar amounts)混合すると中和反応が起こり、\(NaNO_3\)と水を生じる。\(NaNO_3\) は強酸・強塩基由来の塩であり、水溶液はほぼ中性(pH ≒ 7)である。したがって正しいのは選択肢"Neutral"である。
20 / 20
Given the reaction \(H_2O ⇌ H^+ + OH^-\):
水の自己解離平衡 \(H_2O ⇌ H^+ + OH^-\) に対する平衡定数Kwは\(10^{-14}\)(25 °C付近)と非常に小さい。このことは、右辺の\(H^+\)と\(OH^-\) の濃度が極めて小さく、大部分の水は\(H_2O\) のままであることを意味する。したがって平衡は左側(未解離の水)に大きく偏っているといえ、正しいのは選択肢"The equilibrium lies to the left"である。
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