基礎問題集 - 生物(BIOLOGY)vol.8
問題数は全部で100問あり、そのうち20問がランダムに出題されます。
正解の選択肢は1つのみです。問題の解答・解説は最後に表示されます。
制限時間はありません。問題は毎回ランダムで出題される点にご注意ください。
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Heart sounds are:
心音(heart sound)は、弁の閉鎖や血流の変化など、心周期(cardiac cycle)の特定の局面で生じる生理的音(physiological sound)である。第1・第2心音は正常心音として聴診される。
選択肢"physiological sounds produced by particular phases of the cardiac cycle"は、心音の特徴を正しく説明しており正しい。
選択肢"pathological heart noises"は心雑音(murmur)の記述に近く、正常心音を含めない。
選択肢"states of muscular contraction"は、音ではなく心筋の状態を指しており不適切である。
選択肢"murmurs produced by the heart valves"は異常血流による雑音であり、正常心音とは異なる。
→ 入試対策講座第9章を参照のこと
2 / 20
The ABO groups are due to:
ABO血液型(ABO groups)は、赤血球(red blood cell)表面に存在する糖鎖抗原(antigen)の種類によって決まる。A型はA抗原のみ、B型はB抗原のみ、AB型は両方、O型はどちらの抗原も持たない。
選択肢"antigens present on red blood cells"は、この仕組みを正しく表しており正しい。
選択肢"antibodies present on red blood cells"は、抗体(antibody)は主に血漿中に存在し、血液型を決めるものではない。
選択肢"antigens free in the blood"は、型を決める抗原が赤血球表面に結合していることを無視しており不正確である。
選択肢"new mutations in each individual"は、血液型は遺伝的に決まっており、個体ごとに毎回新しい突然変異で決まるわけではない。
3 / 20
Blood coagulation involves:
血液凝固(blood coagulation)には、血小板と多くの凝固因子(coagulation factor)が関与する。血小板が傷害部位に粘着・凝集し、そこにフィブリン網が形成されることで血餅ができる。
選択肢"platelets"は凝固過程の主役の一つとして正しい。
選択肢"haemoglobin"は酸素運搬タンパク質であり、凝固には直接関わらない。
選択肢"antibodies"は免疫応答の一部、"a particular activity of the heart"は凝固ではなく循環ポンプとしての機能に関わる。
4 / 20
Blood pressure in the circulatory system:
動脈血圧(blood pressure)は、通常「収縮期血圧(systolic pressure, 最大)」と「拡張期血圧(diastolic pressure, 最小)」の2つの値で表す。例えば120/80 mmHgのような表記がそれにあたる。
選択肢"is identified by two values, systolic (maximum) and diastolic (minimum)"は、この二値表示の仕組みを正しく述べているので正しい。
選択肢"never varies"は、血圧は運動・姿勢・精神状態などで生理的に変動するので誤りである。
選択肢"varies only in physiological conditions"も、「病的状態では変わらない」と読めて不適切である。
選択肢"always remains at average values…"は、瞬間ごとに変動する血圧の性質を無視しており誤りである。
→ 入試対策講座第12章を参照のこと
5 / 20
Valves in the heart are found:
心臓の弁(valve)は、 ・房室弁(atrioventricular valve:僧帽弁・三尖弁)…心房(atrium)と心室(ventricle)の間 ・動脈弁(semilunar valve:大動脈弁・肺動脈弁)…心室と動脈(artery)の間 に存在する。
選択肢"between atria and ventricles, and between ventricles and arteries"は、房室弁と動脈弁の両方の位置を含んでおり正しい。
他の選択肢は片方しか挙げておらず不完全である。
6 / 20
The heart:
成人安静時の心拍数は約70回/分が生理的な平均値である(個人差により60〜80程度)。
選択肢"has a rhythm not controllable by the nervous system"は、自律神経系による調節があるので誤りである(洞房結節の自動能はあるが、頻度は神経・ホルモンで変化する)。
選択肢"has a physiological rhythm of about 70 beats per minute"は妥当な数値として正しい。
7 / 20
Muscle tissue has a characteristic property, namely:
筋組織の特性としてよく挙げられるのは、興奮性(excitability, irritability)、収縮性、伸展性、弾性である。この選択肢の中では「irritability」が興奮性を意味し、筋組織に特徴的な性質の一つを最もよく表している。
選択肢"permeability"は物質透過性の話であり、筋に特有というわけではない。
選択肢"extensibility"も筋の性質ではあるが、問題文が単数形で「特徴的な性質」としていることから、まず刺激に反応する興奮性が重視されると考えられる。
選択肢"sensitivity"はより曖昧な表現であり、生理学用語としては「irritability」の方が適切である。
→ 入試対策講座第7章を参照のこと
8 / 20
The pancreas is:
膵臓(pancreas)は、
・外分泌(exocrine):膵液を十二指腸に分泌
・内分泌(endocrine):ランゲルハンス島からインスリン・グルカゴンなどを血中に分泌
という二重機能を持つ腺である。
選択肢"a gland with both internal and external secretion"は、膵臓の二重性質を示しており正しい。
→ 入試対策講座第10章・第11章を参照のこと
9 / 20
Respiratory gas exchanges occur:
呼吸ガス交換(respiratory gas exchange)は肺胞(pulmonary alveolus)と肺毛細血管のレベルで行われる。選択肢の「dental alveoli(歯槽)」は歯の根がはまる穴であり、ガス交換とは関係ない。鼻腔・気管支・食道もガス交換の場ではない。
10 / 20
心臓の心尖(apex)は左側・前下方へ向かっており、左第5肋間前腋窩線付近で心尖拍動として触知できる。
選択肢"has its apex pointing to the left"は、この解剖学的事実を表しており正しい。
"occupies the right side of the thorax"は誤りであり、心臓は胸郭中央〜やや左寄りに位置する。
"beats 10 times per minute"は生理的心拍数として低すぎる。
11 / 20
The right atrium receives blood:
右心房(right atrium)は、上半身・下半身からの静脈血をそれぞれ上大静脈・下大静脈(superior and inferior venae cavae)から受け取る。
選択肢"from the superior and inferior venae cavae"は、右心房への血流経路として正しい。
肺静脈(pulmonary vein)は左心房へ注ぐ。
12 / 20
Haemoglobin combines with greatest affinity with:
生理的条件では、ヘモグロビン(haemoglobin)の本来の結合相手は酸素(oxygen)であり、O₂に対して高い親和性(affinity)を持つ。ただし病理的には一酸化炭素(carbon monoxide)に対する親和性はO₂よりさらに高いが、設問の意図としては「正常な運搬対象」として酸素を選ぶのが適切である。
選択肢"oxygen"は、正常な酸素運搬機能を反映しており正しい。
選択肢"carbon monoxide"は親和性は高いが、中毒(中毒性結合)を起こす異常な状態である。
選択肢"carbon dioxide"はヘモグロビンの別部位に結合するが、主に重炭酸イオンとして運搬される。
13 / 20
The valvular function consists in:
弁の機能(valvular function)は、一方向への血流を保ち、逆流(backflow)を防ぐことである。
選択肢"preventing backflow of blood"は、この役割を最も簡潔に正しく示しており正しい。
選択肢"allowing blood to pass intermittently"は、連続的な循環の中で相対的な開閉があるだけで、「間欠的に通すこと」が本質ではない。
選択肢"opening certain vessels only in response to hormonal stimuli"は、弁の機能ではなく血管平滑筋の調節の話である。
14 / 20
The instrument used to measure blood pressure is:
血圧測定に用いられる器具は、マンシェット(cuff)と圧計からなる血圧計(sphygmomanometer)である。
選択肢"the sphygmomanometer"は血圧計の名称として正しい。
"stethoscope"は聴診器であり、血圧測定時に併用されるが、圧自体を測る装置ではない。
15 / 20
The humerus is:
上腕骨(humerus)は上腕(arm)の骨であり、「下肢の骨」「肩の骨」「前腕の骨」「筋肉」のいずれでもない。
・選択肢"A bone of the lower limb":下肢ではなく上肢の骨である。
・選択肢"a muscle of the upper limb":骨であって筋肉ではない。
・選択肢"a bone of the shoulder":肩関節を作る一部ではあるが、「肩の骨」と言うと肩甲骨や鎖骨も含まれ紛らわしい。
・選択肢"a bone of the forearm":前腕骨は橈骨と尺骨であり、上腕骨は含まれない。
よって、提示された選択肢に厳密に正しいものはないと判断する。
→ 入試対策講座第6章を参照のこと
16 / 20
In the heart there are … atrio-ventricular valves:
心臓の房室弁(atrioventricular valve)は2つ(右:三尖弁、左:僧帽弁)存在する。選択肢には「two」がなく、「one」「four」「three」「many」はいずれも正しくない。
17 / 20
A systolic pressure of 190 mmHg is considered:
収縮期血圧(systolic pressure)が190 mmHgというのは、正常上限(約140 mmHg)を大きく超える「高血圧(high blood pressure)」である。
選択肢"normal"や"low"は明らかに誤りである。
選択肢"not systolic, but diastolic"は、問題文で収縮期血圧と明示されているので不適切である。
18 / 20
The hepatic ducts are:
肝管(hepatic duct)は、肝臓から胆汁を運ぶ胆道(bile duct)であり、リンパ管でも静脈でも「肝臓に血液を供給する血管」でもない。選択肢はすべて誤りである。
→ 入試対策講座第10章を参照のこと
19 / 20
The left atrium receives blood:
左心房は肺静脈から酸素に富む血液を受け取るが、選択肢には肺静脈が含まれておらず、静脈血や右心房から受け取るとする選択肢は誤りである。
20 / 20
Erythrocytes are:
エリトロサイト(erythrocyte)は赤血球のみを指す。マクロファージ・単球・リンパ球はいずれも白血球系であり、「白血球と赤血球」などと混同している選択肢ばかりなので正答はない。
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