基礎問題集 - 生物(BIOLOGY)vol.5
問題数は全部で100問あり、そのうち20問がランダムに出題されます。
正解の選択肢は1つのみです。問題の解答・解説は最後に表示されます。
制限時間はありません。問題は毎回ランダムで出題される点にご注意ください。
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The physical and chemical elements of the environment form:
環境の物理的・化学的要素(temperature, light, pH, soil composition など)は非生物的要因(abiotic factor)と総称される。
選択肢"the biotic factors"は、生物そのもの(捕食・競争など)の影響であり逆である。
選択肢"the abiotic factors"は、非生物的環境を構成する物理・化学要因を指しており正しい。
選択肢"an ecosystem"や"the biosphere"は生物・非生物を含む空間単位であって、「要因」の名称ではない。
→ 入試対策講座第25章を参照のこと
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Prokaryotes are:
原核生物は、細胞内に核膜や小胞体など膜で囲まれた内部構造(membrane-bounded internal structure)を欠き、細胞質中にDNAが存在する。青緑色細菌(cyanobacteria)や真正細菌(bacteria)が代表例である。
選択肢"primitive organisms incapable of reproducing, but able to metabolise"は、原核生物も増殖(reproduce)できるので誤りである。
選択肢"viruses"は、細胞ですらなく別扱いである。
選択肢"organisms lacking membrane-bounded internal structures, for example blue–green algae and bacteria"は、原核生物の特徴と例を正しく挙げており正しい。
選択肢"unicellular organisms such as protozoa and proto-phytes"は、原生動物は真核生物であり原核ではない。
→ 入試対策講座第3章を参照のこと
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The science that studies the interactions between living beings and the environment is called:
生物と環境の相互作用を研究する学問は生態学(ecology)であるが、その語は選択肢に含まれていない。
選択肢"biology"は、生物一般を扱う広い学問であり、環境との関係だけを扱うわけではない。
選択肢"physiology"は、個体内部の機能を扱う生理学である。
選択肢"geology"は地質学、"theology"は神学であり、生物と環境との関係を扱う学問ではない。
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Light reactions and dark reactions occur in:
光反応(light reaction)と暗反応(dark reaction:カルビン回路など)は、光合成(photosynthesis)の二つの大きなステップである。光反応では光エネルギーを化学エネルギーに変換し、暗反応ではそのエネルギーを用いてCO2 から糖を合成する。
選択肢"aerobic respiration"や"anaerobic respiration"には「光反応・暗反応」という区別はない。
選択肢"all cells"は、光合成をしない細胞も多く含むため不適切である。
選択肢"photosynthesis"は、光反応と暗反応が起こる過程として正しい。
→ 入試対策講座第17章を参照のこと
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The Sun’s radiant energy:
太陽からの放射エネルギー(radiant energy)は、そのまま食物連鎖(food chain)に入るのではなく、まず光合成(photosynthesis)によって植物などの生産者が化学エネルギー(chemical energy)として有機物の形に変換する。この有機物が食物として消費者に渡っていく。
選択肢"enters a food chain as such"は、光そのものを食べているかのような表現であり誤りである。
選択肢"enters a food chain after being transformed into chemical energy"は、光合成による化学エネルギーへの変換を経て食物連鎖に入るという事実を表し正しい。
選択肢"inhibits photosynthesis"や"activates cellular respiration"は、光の主な役割を説明していない。
→ 入試対策講座第17章・第25章を参照のこと
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The term autotrophic refers to organisms that:
独立栄養生物(autotrophic organism)は、二酸化炭素(CO₂)などの無機物(inorganic compound)を原料に、有機物(organic compound)を自ら合成する能力を持つ。代表例は光合成生物(植物・藻類・シアノバクテリア)などである。
選択肢"do not feed autonomously"は、「自ら栄養を作る」というautotrophicの意味と逆である。
選択肢"transform inorganic compounds into organic compounds"は、独立栄養の本質を正しく述べており正しい。
選択肢"belong to the second trophic level of the food chain"は、第二栄養段階は一次消費者(草食動物)であり、独立栄養生物は第一栄養段階(生産者)である。
選択肢"are haploid"は、倍数性(ploidy)とは無関係である。
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Viruses are:
ウイルスは、光学顕微鏡では見えない亜顕微鏡的粒子(submicroscopic particle)であり、宿主生物の細胞内に寄生してのみ増殖できる絶対寄生体(obligate bioparasite)である。
選択肢"eukaryotic cells"は、ウイルスは細胞ですらないので誤りである。
選択肢"submicroscopic particles that are facultative bioparasites"は、「必要に応じて寄生する」と読めるが、ウイルスは宿主細胞がなければ全く増殖できないので誤りである。
選択肢"commensals"は片利共生者であり、ウイルスは多くの場合宿主に害を与える病原体である。
選択肢"submicroscopic particles that are obligate bioparasites"は、ウイルスの基本的性質を正しく表しており正しい。
→ 入試対策講座第13章を参照のこと
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Evaporation and precipitation are part of:
蒸発(evaporation)と降水(precipitation)は、水循環(water cycle, hydrological cycle)の主要なプロセスである。水は海や陸から蒸発し、雲となり、雨や雪となって再び地表に戻る。
選択肢"the nitrogen cycle"は、窒素固定・硝化・脱窒などを含むが、蒸発・降水は水循環のプロセスである。
選択肢"the water cycle"は、蒸発と降水を含む循環として正しい。
選択肢"a physical law that links them"は、特定の「法則名」を指しているわけではなく不適切である。
選択肢"the Krebs cycle"は、細胞呼吸の代謝経路であり、ここでは無関係である。
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Photosynthesis:
光合成(photosynthesis)は、クロロフィル(chlorophyll)などの光合成色素が光エネルギー(light)を吸収して初めて進行する。したがって、光と色素の両方が必要である。
選択肢"occurs only in the presence of chlorophyll and light"は、光合成には光とクロロフィルが必要であることを正しく示しており正しい。
選択肢"releases energy from sugars"は、糖からエネルギーを取り出す呼吸(respiration)の説明である。
選択肢"requires only light"は、光だけでなくCO₂や水、色素なども必要であるため不十分である。
選択肢"has carbon dioxide and water as its products"は、光合成ではこれらはむしろ基質(substrate)であり、産物はグルコースと酸素である。
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What is the most obvious difference between a prokaryotic and a eukaryotic cell?
原核細胞(prokaryotic cell)は、核膜(nuclear membrane)に囲まれた「真の核(true nucleus)」を持たず、DNAが細胞質内のヌクレオイドとして存在する。一方、真核細胞(eukaryotic cell)は明瞭な核を持つ。
選択肢"In prokaryotes there is no true nucleus, which is characteristic of eukaryotes"は、原核では核膜を欠き、真核では核膜に囲まれた核があるという基本的違いを正しく示しており正しい。
選択肢"In eukaryotes there is no true nucleus, which is characteristic of prokaryotes"は完全に逆である。
選択肢"Prokaryotes are surrounded by a capsid"は、カプシド(capsid)はウイルス外被の名称であり、細菌には通常使わない。
選択肢"The difference lies only in their size"は、サイズだけでなく内部構造の違いが本質であるため誤りである。
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Natural selection is:
自然選択(natural selection)は、環境要因(environmental factor)によって異なる遺伝子型(genotype)の生存・繁殖成功が偏ることで、集団内の遺伝子頻度(gene frequency)が変化する現象である。
選択肢"any environmental factor capable of changing gene frequencies"は、遺伝子頻度を変化させ得る環境要因として自然選択をとらえており、概念的には正しい。
選択肢"killing one’s opponent in order to live"は、行動レベルの殺し合いのイメージに過ぎず、生存・繁殖成功の統計的差異という本質を捉えていない。
選択肢"the struggle for survival"も背景状況を示すが、遺伝子頻度の変化を説明するには不十分である。
選択肢"a method for breeding insects"は、人工選択(artificial selection)の話であり自然選択ではない。
12 / 20
Photosynthesis includes:
光合成は、光エネルギーを吸収してATPやNADPHを合成する光反応(light reaction)と、そのエネルギーを用いてCO₂から糖を合成する暗反応(dark reaction)からなる。暗反応は光そのものを必要としないが、光反応産物に依存する。
選択肢"only light reactions"や"only dark reactions"はいずれも片側だけで不十分である。
選択肢"light reactions and dark reactions"は、光合成に含まれる二つの過程を正しく示しており正しい。
選択肢"reactions that occur independently of the presence of light"は、光反応は光がないと起こらないので誤りである。
13 / 20
A population consists of:
時期に存在している集団を指す概念である。遺伝的構成や個体数の変化などを扱う単位になる。
選択肢"the inhabitants of the Earth"は、地球上の全個体という意味であり「生物圏(biosphere)」に近い。個体群の定義としては広すぎる。
選択肢"the set of organisms of a given species present at the same time in an ecosystem"は、同じ種・同じ生態系に存在する個体の集合という点で正しい。
選択肢"the object of study of biology"は、生物学全体の対象であり「個体群」の定義ではない。
選択肢"a habitat"は、生息場所そのものを指す用語であり、「そこにいる個体の集合」ではない。
14 / 20
Bacteria are:
細菌は、古い教科書で「原始植物(proto-phyte)」と呼ばれることもあるが、現代的分類では独立した原核生物であり、「多細胞」「常に糸状」「真核生物」といった説明はいずれも誤りである。
選択肢"proto-phytes"は、曖昧かつ古い用語であり、細菌全体を適切に表しているとは言い難い。
選択肢"multicellular"は、ほとんどの細菌が単細胞であるため誤りである。
選択肢"only filamentous"は、放線菌など糸状細菌もいるが、球菌や桿菌が多数を占めるため誤りである。
選択肢"eukaryotes"は、細菌は原核生物であり真核生物ではない。
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Non-biodegradable substances alter natural biogeochemical cycles because:
非生分解性物質(non-biodegradable substance)は、微生物(micro-organism)の酵素により分解されず、自然界の物質循環(biogeochemical cycle)に取り込まれない。その結果、環境中に蓄積し、炭素・窒素などの循環バランスを乱す。
選択肢"micro-organisms cannot decompose them"は、本来分解を担う微生物が処理できないことを指しており正しい。
選択肢"plants cannot decompose them"や"their dyes are poisonous"、"they kill humans"は、非生分解性一般の本質を表すものではなく、場合によっては当てはまるに過ぎない。
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According to the most recent views, the first living organisms were:
初期の地球には酸素(O₂)がほとんど存在しなかったと考えられており、最初の生物は酸素を必要としない嫌気性(anaerobic)で、光合成(photosynthesis)もまだ行わず、有機物を外界から利用する従属栄養性が主流だったと推定されている。
選択肢"anaerobic and non-photosynthetic"は、この「嫌気性・非光合成」という特徴を示しており正しい。
選択肢"aerobic"は酸素呼吸を意味するが、初期地球には酸素が少なかったため不適切である。
選択肢"anaerobic and photosynthetic"は、光合成を行うにはすでにある程度の進化が必要で、最初の生物には当てはまらないと考えられている。
選択肢"viruses"は宿主の細胞がなければ増殖できず、「最初の生物」と呼ぶには適切でない。
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Glycolysis is:
解糖系(glycolysis)は、グルコース(glucose)1分子を2分子のピルビン酸(pyruvate)に分解する過程であり、「グルコースの分解(splitting of glucose)」と表現できる。
選択肢"the splitting of glycogen"は、グリコーゲン分解(glycogenolysis)であり別の過程である。
選択肢"the digestion of proteins"は、タンパク質の分解であり解糖ではない。
選択肢"the splitting of glucose"は、解糖系の定義として適切であり正しい。
選択肢"a purely anaerobic process"は、解糖自体は酸素があってもなくても起こるため、「純粋に嫌気的」と言い切るのは不正確である。
→ 入試対策講座第16章を参照のこと
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Respiratory processes in the eukaryotic cell take place:
真核細胞(eukaryotic cell)の呼吸過程(respiratory process)、特に有酸素呼吸の中心はミトコンドリア(mitochondrion)である。しかし選択肢にはミトコンドリアが含まれておらず、滑面小胞体・ゴルジ体・粗面小胞体・リソソームはいずれも「呼吸の主座」ではない。したがって一意に正しい選択肢はない。
19 / 20
Which foods have the highest calorific value?
1 gあたりのエネルギー量は、脂質(lipid, fat)が約9 kcal/g、炭水化物(carbohydrate)とタンパク質(protein)が約4 kcal/gであり、脂質が最も高いカロリー密度を持つ。
選択肢"lipids (fats)"は、最大のエネルギー量を持つ栄養素として正しい。
選択肢"carbohydrates"や"proteins"は、脂質のおよそ半分のエネルギー量である。
選択肢"nucleic acids"は、エネルギー源としては通常考えられない。
→ 入試対策講座第14章を参照のこと
20 / 20
The study of methods for classifying living beings is called:
生物の分類体系や分類法(classification)を研究する学問分野を分類学(taxonomy)という。
選択肢"biology"は、生物一般を研究する広い学問である。
選択肢"ecology"は、生物と環境との関係を扱う生態学である。
選択肢"speciation"は、種分化という進化過程であり、学問分野の名称ではない。
選択肢"taxonomy"は、分類法の研究そのものを指し正しい。
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